目の圧迫感・引き攣れ感が残ってしまいました。1

院長の小泉正樹です


最近のお問い合わせで多いのは

タイトルのように

「手術直後から目の圧迫感つらい」

「引きつれていたい」

「目が押されていて、疲れてしまう」


こういった相談が多いです。

実際に自分が手術した患者さんでもこういったことを訴えた方はいました。

この原因はなんでしょうか?


はっきり言って特定することは難しいです。

一つは 「強直性眼瞼痙攣」があげられます。

数年前までは はっきりとわかっていなかったために

強直性眼瞼痙攣を合併している眼瞼下垂を、いつものように腱膜固定を行うと

上記のように訴えます

そして、もっと悪化したり

しかめ面が悪化して 非常に険しい表情になってしまいます。


うちのクリニックを診察した方はわかると思いますが

眼瞼下垂で受診すると 10枚ぐらいの眼瞼下垂の問診票を書いてもらいます。


これで、重症度を判定するとともに

眼瞼痙攣の疑いがあるかどうかをスクリーニングしています

そのうえで、診察室に入った時から

瞬きや目の開け方、顎の位置などを診てます


患者さんと「こんにちは」 「どうぞおかけください」

という時点では、ほとんど診断の予想はついてます。

「今日は瞼が重いので、受診されたのですね」

と本題に入る時には

自分の中では

{結構 重症}

{目が開いているけど、瞬きが多く、重症}

問診票の症状を確認して、確実に診断を付けています


診断と言っても

「腱膜性眼瞼下垂」か 「強直性眼瞼痙攣をもった眼瞼下垂」

のいずれかがほとんどです。


この強直性眼瞼痙攣のかたに通常の腱膜固定を行うと

タイトルのように

「余計に目が重い」

「疲れる」

「圧迫感が強い」

と訴えます。

手術して軽くなるはずなのに、余計に重くなるのですから、

手術前にしっかりと判別して説明しておかないと

患者さんの不満が高まってしまいます。

自分は眼瞼痙攣の疑いの患者さんには、おもり負荷と点眼テストで確認しています。

しっかりとした眼瞼痙攣がある方は、ミューラー筋を外すADMと

場合によっては眼輪筋減量、眉毛下制筋の切断を行い、腱膜固定は

前転よりも後転させるぐらいにしています。


「強直性眼瞼痙攣」以外の 目の違和感・圧迫感・疲れやすい等の原因はなんでしょう?

これについては次回に書いていきます


   こいずみ形成クリニック 小泉正樹 

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こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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