先生はミューラータックはしてますか？

こんばんは　院長の小泉正樹です。

私は後天性の眼瞼下垂

いわゆる　「腱膜性眼瞼下垂症」に対しては

腱膜固定のみ行います。

ミューラータックはしません。


実際に　「腱膜性眼瞼下垂症」は

まぶたの裏側にある瞼板という組織に

まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋の腱膜が付着している状態が正常ですが

瞼板から腱膜がはがれてしまったり、くっつきが弱まり腱膜が滑ってしまう状態です


つまり　眼瞼挙筋自体や　ミューラー筋は　正常なので

挙筋腱膜を瞼板に固定することで治療します

つまり正常な状態に戻すということです。

なので　ミューラー筋をタッキングしたり　挙筋短縮はしません。

まぶたの裏からの手術もしません。

ミューラー筋を傷つけますので、してはいけない手術を考えています。




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