まぶたの裏側からの眼瞼下垂手術

連続でかきまくる こいずみまさきです

先週、非常勤で勤務している病院に 

「マブタの裏側から眼瞼下垂の手術を受けましたが、左右差があり、まぶたの重みが改善されません 」

という患者さんが見えました。

遠路はるばる新幹線にのり 手術を受けてきたそうです。

自分の意見は

マブタの裏側からの手術 ~つまり「経結膜式」の眼瞼下垂手術ですね・

この場合 どれだけ愛護的に行ってもミューラー筋へのダメージは避けられないと思うのですが

患者さんは

「ミューラー筋には全く影響がない手術」と言われたそうです

皮膚から行う眼瞼挙筋腱膜固定でもミューラー筋への影響は0ではありません

手術中に「ホワイトライン」 を超えないように剥離をして

腱膜固定を行います

解剖学的にいうと挙筋腱膜は皮膚側に存在し

ミューラー筋は結膜のすぐ裏側に存在します


つまり結膜側より眼瞼挙筋腱膜にアプローチしようとすれば

ミューラー筋の向こう側に存在します

この場合 ミューラー筋に 影響を与えずに手術を行う事は難しいと思うのですが

「ミューラー筋には全く影響がない手術」と云い切れてしまうのはなぜでしょうか?


自分が勉強不足なのでしょうか?そうかもしれませんね。

考えると今晩 眠れないかも


※ フットサルを11時過ぎまでしたので たぶん眠れます。
でも足をけられて、パンパンに腫れてます




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   こいずみ形成クリニック 小泉正樹 

こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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