切らない眼瞼下垂をする時はどういったときですか?

切らない眼瞼下垂について

いいことばかりではないですよ

というお話を書いたら

 「切らない眼瞼下垂をする時はどういったときですか?」

という質問が来ました。

行うことが多いのは

●片目の症例

●軽度の症例

●絶対に切りたくないという症例

●ミューラー筋に糸がかかることで生じるデメリットを理解した症例

に行っています。

最近は 小切開式眼瞼下垂を埋没式より勧めますが。 

小切開式はこちら 




下の症例はひどい糖尿病で、切開は控えた方がいいという紹介状が添付されていましたので、

片目の眼瞼下垂に対して、切らずに埋没式で行いました。

右目(写真の左側)も眼瞼下垂ですが、左目(写真では右側)がほとんど開きません。


治療直後です↓

左目のほうが大きくなってしまいましたが、車の運転ができるようになるといいですね。

切らない眼瞼下垂も、傷がない・腫れが少ない・ といったメリットもありますので

症例を吟味して行うこと重要です。

切開式も切らない治療も両方行うことができるうえで、適応を考えるべき治療法です。



こいずみ形成クリニック

小泉正樹 

こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

0コメント

  • 1000 / 1000