最近の眼瞼下垂手術~小切開式眼瞼下垂

院長の小泉正樹です。今日は小切開式眼瞼下垂のお話です

切開を小さくして行う

小切開式の腱膜固定を行うことがちょくちょくあります。

まぶたの二重のラインを13~15mm切開して行います

通常の眼瞼下垂 つまり 全切開式のものと何が違うかというと

手術手技的には、外角のリリースを完全に行うことはちょっとむずかしいので

外角切離が半分ぐらいでいい症例に適応です。

若い症例こそ外角が硬いことが多いので苦労します。



小切開式眼瞼下垂の利点は 

腫れが少ない つまりダウンタイムが短い

抜糸が手術後最短で5日目に可能です。


欠点は  タルミを切除できないこと
   
そして  肩こり 頭痛は通常の全切開ぐらいは改善している感じです。
ただ、重度の自律神経系の症状の改善度はやや甘い印象です。

たるみの解消に関しては、眉毛下切開を後々行うことで解消できます。

ただ、小切開で行うと眉毛の外側の眉毛下垂が少ないという印象です。
なので、あまり皮膚がまぶたに落ちてこない方もいます。

高齢者はたるみが多いので、全切開という考えもありますが

高齢者は普通に行っても、眉毛下垂がしょうじない症例がありますので

高齢者にも行っています。


切らない下垂のお問い合わせが多いのですが、

以前の記事にも書いた通り ミューラー筋に糸をかけるのは

好ましくないというスタンスで治療をおこなっていますので、

この小切開式を30代半ば以上の症例を中心に 症例数を増やしています。

肩こり・頭痛なら9割ちかくの方が、改善を自覚しています。



こいずみ形成クリニック

小泉正樹 


 

こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

0コメント

  • 1000 / 1000