眼瞼下垂の修正の時に聞くこと

院長の小泉正樹です

眼瞼下垂の修正相談が定期的にやってきます。

前医でどのような手術を受けたかがわかれば有用ですが
なかなかわからないことも多いです。
ただ、前医がだれかわかればそれだけでも非常に有用です。
こういった問診は当然ですが、 
最近 前医で手術を行った時に必ず聞くことがあります

「手術時間はどれくらいかかりましたか?」


と聞くようにしてます


自分が診察してこれはひどいかなと思う患者さんの場合

 2時間以上かかっていることが多いです 。

手術した先生は頑張っていると思いますが

たいていうまくいっていないことのほうが多いのでは?と考えています。

手術時間が2時間半を超えると、要注意と判断します。


その理由は、麻酔がきれて患者さんを痛がらせています。

たいてい患者さんはものすごく痛くてつらかったといいます。

そのような状況で、正確に目の開きを評価することは不可能でしょう。


そして、麻酔を追加していますのでその点でも、もはや正確な開瞼を評価できないいと考えます。 

自分の経験上、手術時間が長くかかった修正ほど 苦労します。

これは絶対といっていいぐらい当たります

長くかかった症例では
とにかく瘢痕形成が重度、
その結果 睫毛の外反、二重の乱れ、三重など
術者がコントロール不能な合併症が生じていると思います。 
最近受信された症例は3時間以上かかって、午後の診療にまでかかってしまったとか。

患者さんの受け取り方としては

「こんなに頑張ってくれた結果なので受け入れよう」

と思うか

「とても痛く結局こんなまぶたになってしまった」

のどちらかと思いますが。

後者の場合は 2度とその医師に手術をしてもらいたくないそうです。

その通りと思います。

特に修正で多いのが左右差・過矯正・低矯正・まつ毛の外反。

ただ手術時間が長かった場合は、上記のすべてが合併していることもあり得ます。

手術時間も含めて、そうならないような手術が大切です。




 
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