軽度の眼瞼下垂に切らない方法はありですか?

軽度だから切らない方法というのは当てはまらないと考えています。

切らない眼瞼下垂は 、裏から糸を通すので

ミューラー筋に糸がかかります。

軽度なら、ミューラー筋は、引き伸ばされているだけで

機能的には正常と考えていますので

機能面を重視するなら、あまりしないほうがいいと思います

糸を通すといっても、瘢痕を形成しますので

お直しはやりにくいですし、ミューラー筋は、筋肉ですので

一度瘢痕を作ると、もとに戻すことは不可能になると考えられるからです。

傷が残らない・腫れが少ないというメリットはありますが

よく考えて行うべきものと思います。

今日は 10代の眼瞼下垂の方を診察しましたが

10代だから 切らない眼瞼下垂をという考えもありません。

挙筋腱膜すべり症が重度であれば、切開式の腱膜固定を行うことを

第一としています。



   こいずみ形成クリニック 小泉正樹

こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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