義眼の方の眼瞼下垂手術

ハードコンタクトレンズを入れている場合より

高い確率で眼瞼下垂になると思います。

これまでに 15例の方に手術をしていますが

眼球摘出を受けられている症例では

眼球摘出、もしくは眼球内容除去した後に、その部分に何もしなければ

眼球が陥凹して、そのせいでまぶたが挙がらなくなります。

その場合、 眼球を取った部位に、軟骨を移植してあげればまぶたはある程度持ち上がります。

それでも挙がらない場合には 挙筋腱膜固定を行いますが、

この腱膜固定が、比較的早期に再発してくることが問題になります。

これは義眼のせいだと思いますが、そこまで義眼の症例をしている施設はないのではと思います。

私の経験ではこれまでに1~2年後には落ちてきてしまったという症例が7例あります。

3年ではもっとまぶたが落ちてきているのではと思います。

今年になって4例行っていますが、そのうち3例は眼瞼下垂の手術後1~2年しか経過していない症例です。

やはり義眼がこすれるからと推測されます。



  こいずみ形成クリニック 小泉正樹

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こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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