眼瞼痙攣の患者さんに眼瞼下垂の手術を行うと???

眼瞼下垂の患者さんに術後、眉間のしわが深くなったり、しかめっ面になったりすることが

2~3%あり得ます と説明しています。

来院時に痙攣なんて全くないと診断した患者さんでも痙攣になる可能性があります。

このような場合は 眼瞼下垂に対する腱膜固定を行います。

来院時に 明らかに痙攣の場合は

眼瞼痙攣の手術を行います。

こういう症例に、腱膜固定を行うと

痙攣が悪化したりして、今まで以上につかれたり、しかめっ面になったりします。

そうならなくても痙攣が改善することはまずありません。

3年前までは 下垂の手術をすると痙攣が少し良くなる可能性もあります。

といって手術をしたことはあります。確かにいいのですが、それははじめだけで

1年以内に重くなって、そして痙攣が顕著になって再診に来られます。

9割はそうなります。


初めの診断で 明らかに痙攣の場合は

Advanced Desensitization of Mechanoreceptors in Muller muscle

ミューラー筋の緊張を取る手術ですね。


こいずみ形成クリニック 小泉正樹

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こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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