ミューラータックという名の手術

まぶたを持ち上げる筋肉は

まぶたには

眼瞼挙筋 と ミューラー筋 の二つがあります。

結膜内にも、そういった機能がありますので、3つになるでしょうか。


まぶた以外では、前頭筋がります。

眼瞼下垂の手術では 眼瞼挙筋か ミューラー筋を操作することになります。

ここで、重要なことは 挙筋腱膜固定を行う ミューラータックを行う 両方を行う

の3つの選択肢があります。

それぞれ行う術者の考えによりますが、自分は

この後天性の眼瞼下垂の病態は 腱膜性眼瞼下垂 つまり 眼瞼挙筋腱膜が

まぶたから外れてしまうこと、そして腱膜自体が伸びてしまうこと

が原因と 考えています。

ミューラー筋が伸びてしまうのは、腱膜性眼瞼下垂のせいで生じる2次的なものであると

考えています。

腱膜性眼瞼下垂を治療すると ミューラー筋が引き伸ばされている状態も改善させているので、

ミューラー筋を縮めるミューラータックは不要と考えています。

こいずみ形成クリニック 小泉正樹

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こいずみ形成クリニック

愛知県 名古屋市 中区の 美容外科・皮膚科・形成外科を標榜する「こいずみ形成クリニック」のサイトです。 このサイトは院長である僕、小泉正樹が管理しています。 当院の特徴は まぶたの手術が多い、特に眼瞼下垂や二重修正が非常に多いです。 次いで鼻の手術も数多く行っております。

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