先天性眼瞼下垂
生まれつきの眼瞼下垂については
加齢やコンタクトレンズによる眼瞼下垂とは違います。
大きな違いは
まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋が、先天性の方ではその機能が低下もしくは消失しています。
それに対して、後天性の眼瞼下垂は、眼瞼挙筋の機能は正常ですが、
その筋肉の腱の部分が伸びてしまったり、まぶたについている場所からはがれたりして
力をまぶたに伝えにくくなってしまう状況です。
先天性では、挙筋前転で改善する可能性はあまりないです。
筋膜移植という方法を用います。
眼瞼挙筋を何とかしようにも機能ないので仕方ありません。
筋膜移植は、まぶたを持ち上げる筋肉として、眼瞼挙筋ではなくおでこの前頭筋を用いるという方法です。
つまり、まつ毛のすぐ裏側にある瞼板という組織と、おでこの前頭筋を筋膜でつないでしまおうという手術です。
筋膜移植は今年になって6例行っております。
二重の線を切開する挙筋短縮や挙筋前転を行っても十分にまぶたが挙がらない先天性の症例では
この方法を積極的に行います
加齢やコンタクトレンズによる眼瞼下垂とは違います。
大きな違いは
まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋が、先天性の方ではその機能が低下もしくは消失しています。
それに対して、後天性の眼瞼下垂は、眼瞼挙筋の機能は正常ですが、
その筋肉の腱の部分が伸びてしまったり、まぶたについている場所からはがれたりして
力をまぶたに伝えにくくなってしまう状況です。
先天性では、挙筋前転で改善する可能性はあまりないです。
筋膜移植という方法を用います。
眼瞼挙筋を何とかしようにも機能ないので仕方ありません。
筋膜移植は、まぶたを持ち上げる筋肉として、眼瞼挙筋ではなくおでこの前頭筋を用いるという方法です。
つまり、まつ毛のすぐ裏側にある瞼板という組織と、おでこの前頭筋を筋膜でつないでしまおうという手術です。
筋膜移植は今年になって6例行っております。
二重の線を切開する挙筋短縮や挙筋前転を行っても十分にまぶたが挙がらない先天性の症例では
この方法を積極的に行います
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